2014-12-01から1ヶ月間の記事一覧

「太平洋戦争」は無謀な戦争だったのか

「太平洋戦争」は無謀な戦争だったのか ジェームズ B ウッド著 茂木弘道訳 2009 ワック 内容、出版者ウェブサイトより 大東亜戦争に対する日本の基本戦略は、東南アジアの資源地帯から米英蘭勢力を駆逐した後は、対米、すなわち太平洋は防御、攻勢の主方向は…

日本の風俗嬢

日本の風俗嬢 中村淳彦 2014 新潮社 内容、カバー折口より 「そこ」で働く女性は三〇万人以上。そんな一大産業でありながら、ほとんど表で語られることがないのが性風俗業界だ。どんな業態があるのか? 濡れ手で粟で儲かるのか? なぜ女子大生と介護職員が急増…

戦国自衛隊

戦国自衛隊 半村良 初出1971 角川 内容(「BOOK」データベースより) 日本海側で大演習を展開していた自衛隊を、突如“時震”が襲った。突風が渦を巻きあげた瞬間、彼らの姿は跡形もなく消えてしまったのだ。伊庭三尉を中心とする一団は、いつの間にか群雄が割…

零戦 設計者が語る傑作機の誕生

おすすめ! 零戦 設計者が語る傑作機の誕生 堀越 二郎,奥宮 正武 初出1952 学研パブリッシング 内容、裏面より わが国の航空技術の粋を結集して開発された傑作戦闘機「零戦」。この名機の設計主務者である堀越二郎氏と元大本営海軍参謀奥宮正武氏は、戦後間…

「退化」の進化学 ヒトにのこる進化の足跡

おすすめ! 「退化」の進化学 ヒトにのこる進化の足跡 犬塚 則久 2006 講談社 内容、カバー裏面より サメの顎が退化した耳小骨、トカゲの眼のなごりの松果体、舌にのこる「二枚舌」の痕跡、男にもある「子宮」、サメ肌から生まれた歯など、祖先とは機能を変…

Another

Another 綾辻行人 H21 角川書店 内容(「BOOK」データベースより) その「呪い」は26年前、ある「善意」から生まれた―。1998年、春。夜見山北中学に転校してきた榊原恒一(15歳)は、何かに怯えているようなクラスの雰囲気に違和感を覚える。不思議な存在感を…

遺伝子の不都合な真実 すべての能力は遺伝である

遺伝子の不都合な真実 すべての能力は遺伝である 安藤 寿康 筑摩書店 2012 内容、カバー折口より 勉強ができるのは生まれつきなのか?仕事に成功するための適性や才能は遺伝のせいなのか?IQ、性格、学歴やお金を稼ぐ力まで、人の能力の遺伝を徹底分析。だれも…

進化考古学の大冒険

おすすめ! 進化考古学の大冒険 松木 武彦 2009 新潮社 内容、カバー裏面より 地球に生きるヒトの身体の基本設計とは何か?私たちの祖先は縄文時代になぜ土器に美を求め、農耕とともに戦争を始め、紀元後に巨大な古墳を造ろうとしたのか? また、文字の衝撃を…

重金属のはなし 鉄、水銀、レアメタル

おすすめ! 重金属のはなし 鉄、水銀、レアメタル 渡邉 泉 2012 中央公論社 内容、カバー折口より 重金属と人類とのつきあいは古くて新しい。IT産業にはレアメタルが欠かせず、私たちの体にも釘一本分の鉄が含まれている。一方で、調味料として鉛が利用され…

まんが医学の歴史

おすすめ! まんが医学の歴史 茨木 保 2008 医学書院 内容、出版者ウェブサイトより 医学の歴史は、人類の誕生とともにはじまり、いつの世もらせん状に続いてきた泣き笑いの人間ドラマがあった。世界初! 臨床医であり漫画家である著者による、まんがでみる…

エア・パワーの時代

エア・パワーの時代 マーチン・ファン クレフェルト著 源田孝訳 原著2011 芙蓉書房出版 内容(「BOOK」データベースより) 19世紀末のエア・パワーの誕生から現代まで、軍事史における役割と意義を再評価し、その将来を述べたThe Age of Airpower(2011年刊)…

ジブリの教科書 (1)風の谷のナウシカ

ジブリの教科書 (1)風の谷のナウシカ スタジオジブリ、 文春文庫 編 2013 文藝春秋 内容、背表紙より 凶暴な美しさを秘め、友愛を体現する唯一無二のヒロイン像と圧倒的なSF世界―1984年公開の映画『風の谷のナウシカ』は戦後のカルチャー史の中でも異彩を放つ…

完全保存版 頭骨図鑑

完全保存版 頭骨図鑑 吉田賢治監 2014 双葉社 内容、出版者ウェブサイトより サーベルタイガーの末裔・ウンピョウにインドネシアの奇獣・バビルサなど貴重な生物から、トラやヒグマなどの猛獣、ホオジロザメやノコギリエイなど海の巨大生物まで、全69種の頭…

真実 新聞が警察に跪いた日

おすすめ! 真実 新聞が警察に跪いた日 高田 昌幸 2012 柏書房 内容、カバー折口より 甲84号証――。北海道警察の元大幹部が裁判所に提出したA4判で四〇〇ページ近くもある膨大なその証拠文書には、裏金報道をきっかけに厳しく対立した北海道警察との関係修復…

「もっと知りたい日本100名城」より

○城の防御の大原則は ・敵を直進させないこと ・二方向以上から敵を攻撃すること○関ヶ原の戦い以降、城の縄張りは二系統に ・旧豊臣系大名 →曲輪を複雑に配置し防御力を高める ・徳川方 →縄張りは建築上のコストを考慮しシンプルに →その分、多数の城をつく…

「戦争の変遷」より

○(戦闘が人々に「興奮、刺激、歓喜、熱狂」をもたらすことを論じたあとの指摘) 「戦争はいろいろな目的を「達成するために」ある集団の構成員が他の集団の構成員を殺す行為であるという見解である。しかしながら、すでに指摘したように、戦争は、ある人たち…

信長とは何か

信長とは何か 小島 道裕 2006 講談社 内容、背表紙より 「武」の人信長。「力」のみを信じ、戦国大名でただ一人、天下統一をめざした男。だが「力」に拠るものがいずれ「力」に倒れるのは必然であった。天下統一は必要だったのか?その日本史上の意義とは何か…

臆病者のための裁判入門

臆病者のための裁判入門 橘 玲 2012 文藝春秋 内容、カバー折口より 当時者同士で揉め事の話をつける時代は終わり、誰もが裁判所を利用して民事紛争を解決する「法化社会」が到来した。知人から損害保険の支払いをめぐるトラブルを相談されて、著者は弁護士…

日本史の謎は「地形」で解ける

日本史の謎は「地形」で解ける 竹村 公太郎 2014 竹村 公太郎 内容、カバー背表紙より 京都が日本の都となったのはなぜか。頼朝が狭く小さな鎌倉に幕府を開いたのはなぜか。関ヶ原勝利後、家康がすぐに江戸に帰ったのはなぜか。日本全国の「地形」を熟知する…

日本語をどう書くか

日本語をどう書くか 柳父 章 S56 PHP研究所 内容(「BOOK」データベースより) 日本語は漢語や西欧語の翻訳の影響によって作られたという視点から、書き言葉としての日本語の成立事情を考察しつつ文章語の問題点を鋭く摘出し、未来の日本語への可能性をさぐ…

おざわせんせい

おざわせんせい 博報堂「おざわせんせい」編集委員会 編 2014 集英社インターナショナル 内容(「BOOK」データベースより) 博報堂の生きる伝説、小沢正光の至言・名言・暴言集。キレ味よすぎるひと言ひと言に、仕事のヒント・思考のヒントが詰まっています…

でっちあげ 福岡「殺人教師」事件の真相

でっちあげ 福岡「殺人教師」事件の真相 福田 ますみ 2007 新潮社 内容(出版者ウェブサイトより) 第6回新潮ドキュメント賞受賞。教師が指弾された自殺強要、虐待、誹謗中傷は、すべて濡れ衣だった。 「早く死ね、自分で死ね。」2003年、全国で初めて「…

「流域地図」の作り方 川から地球を考える

「流域地図」の作り方 川から地球を考える 岸 由二 2013 筑摩 内容(背表紙より) あなたは今、どこに暮らしていますか?行政区分ではなく、「自然の住所」でそれを表せますか?近所の川を源流から河口まで、流れを追って「流域地図」を作ってみよう。すると、…

出雲大社 日本の神祭りの源流

出雲大社 日本の神祭りの源流 千家 和比古 (編集), 松本 岩雄 (編集) 内容(出版者ウェブサイトより) その容貌を様々に変化させながらも鎮座しつづけてきた出雲大社。考古学・古代〜近世史・民俗学・宗教学・植生景観史などの研究家たちが、遷宮を機に日本…

宗像大社・古代祭祀の原風景

とてもおすすめ!! 宗像大社・古代祭祀の原風景 正木 晃 2008 日本放送出版協会 内容、カバー折口より 国宝8万点が発見された海の正倉院の謎に迫る。 今も日々の祈りが絶えない沖津宮・中津宮・辺津宮(宗像大社)は、農耕儀礼が中心の神道には珍しく、豪壮な…

「社会調査」のウソ リサーチ・リテラシーのすすめ

「社会調査」のウソ リサーチ・リテラシーのすすめ 谷岡 一郎 2000 文藝春秋 内容、カバー折口より 世の中に蔓延している「社会調査」の過半数はゴミである。始末の悪いことに、このゴミは参考にされたり引用されることで、新たなゴミを生み出している。では…

レトリック感覚

レトリック感覚 佐藤 信夫 1992 講談社 内容、背表紙より アリストテレスによって弁論術・詩学として集大成され、近代ヨーロッパに受け継がれたレトリックは、言語に説得効果と美的効果を与えようという技術体系であった。著者は、さまざまの具体例によって…