2012-08-01から1ヶ月間の記事一覧

論理的に考える方法 判断力がアップし本質への道筋が読める

論理的に考える方法 判断力がアップし本質への道筋が読める 小野寺博一 1998 日本実業出版社 内容(「MARC」データベースより) 日本人は主張がヘタ。それは主張の仕方が論理的でないからだ。「自分が論理的に考えていることを示す」ところに説明の力点を置…

漢字が日本語をほろぼす

漢字が日本語をほろぼす 田中克彦 2011 角川 内容、背表紙より 漢字があるから、日本語はすばらしい!そう考える日本人は多いだろう。しかし漢字が、日本語を閉じた言語(外国人にとって学びにくい言語)にしているという事実を、私たちはもっと自覚しなけれ…

呪の思想 神と人との間

呪の思想 神と人との間 白川静+梅原猛 2011 平凡社 内容、背表紙より 三千三百年前、漢字はなぜ生まれたのか。漢字は神への祈りのために生まれた。神へ歌を捧げ、舞を捧げた。その物語が「歌」「舞」という文字に秘められている。白川静をこよなく敬愛する…

ニッポニアニッポン

ニッポニアニッポン 阿部 和重 2001 新潮社 内容(「BOOK」データベースより) 俺の人生に大逆転劇を起こす!ネットで武装し、暗い部屋を飛び出た引きこもり少年は、いかにしてニッポンに叛逆したのか?国家の象徴トキをめぐる革命計画「ニッポニア・ニッポン…

電波利権

電波利権 池田 信夫 2006 新潮社 内容、カヴァー折口より 「電波」という観点から見ると、テレビ局はとてつもない「既得権益集団」である。タダで貰った電波を無駄遣いする、電波利用料を携帯会社にツケ回す、政治家に媚を売り新規参入を妨害する、ほとんど…

希望難民ご一行様 ピースボートと「承認の共同体」幻想

希望難民ご一行様 ピースボートと「承認の共同体」幻想 古市 憲寿 2010 光文社 内容(カバー折口より) 最近、「コミュニティ」や「居場所」は、若者や生きづらさを抱えた人を救う万能薬のように語られることが多い。しかし、それは本当なのか。本書は、「世…

2100年、人口3分の1の日本

2100年、人口3分の1の日本 鬼頭 宏 2011 メディアファクトリー 内容、カヴァー折口より 日本の人口は、現在の1億3千万人が50年後に9千万人に、100年後には4千万人にまで減ると予想されている。この変動が政治や経済や労働環境、家族関係や恋愛のあり方…

これからの「正義」の話をしよう いまを生き延びるための哲学

これからの「正義」の話をしよう いまを生き延びるための哲学 マイケル・サンデル (著),鬼澤 忍 (翻訳) 原著2009年 早川書房 内容、カヴァー折口より 1人を殺せば5人が助かる状況があったとしたら、あなたはその1人を殺すべきか? 金持ちに高い税金を課し、貧…

大空のサムライ かえらざる零戦隊

超おすすめ!! 大空のサムライ かえらざる零戦隊 坂井 三郎 1972 光人社 内容(「BOOK」データベースより) 紺碧の空に生き、紺碧の空に死することを、みずからの天命と思い定めて“不惜身命”のつばさの血戦場に出撃すること二百余回、敵機大小六十四機を撃…

日本語の源流を求めて

日本語の源流を求めて 大野晋 2007 岩波 内容、カバー折口より 日本語は、いつ頃どのように生まれたのか。「日本精神」の叫ばれた戦時下、「日本とは何か」の問いを抱いた著者は、古典語との格闘から日本語の源流へと探究を重ねた。その途上で出会ったタミル…

だまされない〈議論力〉

だまされない〈議論力〉 吉岡友治 2006 講談社 内容(「MARC」データベースより) 識者・新聞・数学-。もっともらしい議論の欠陥はこう見抜け! ややこしい話を丸裸にする方法からよくあるステレオタイプの吟味まで、ツボさえわかれば誰でもできる。知的武装…

民主主義という不思議な仕組み

おすすめ! 民主主義という不思議な仕組み 佐々木 毅 2007 筑摩書房 内容(「BOOK」データベースより) 誰もがあたりまえだと思っている民主主義。それは、本当にいいものなのだろうか?この制度の成立過程を振り返りながら、私たちと政治との関係について考…

シュメル 人類最古の文明

シュメル 人類最古の文明 小林 登志子 2005 中央公論新社 内容、カヴァー折口より 五千年前のイラクの地で、当時すでに文字やハンコ、学校、法律などを創り出していた民族がいる。それが、今までほとんどその実像が明らかにされてこなかったシュメル民族であ…

「戦争」の心理学 人間における戦闘のメカニズム

「戦争」の心理学 人間における戦闘のメカニズム デーヴ・グロスマン (著),ローレン・W・クリステンセン (著) , 安原 和見 (翻訳) 原著2004 二見書房 内容(「BOOK」データベースより) 極限状況では心と身体になにが起きるのか?名著『戦争における「人殺し…

シラス地帯に生きる

おすすめ! シラス地帯に生きる 佐野 武則 1997 春苑堂出版 内容、裏表紙より シラスは南九州一帯に分布し、台地、急崖、低地などの地形を形作る。シラス台地に生きる人々は水に不自由するが、その崖下には豊富な湧水がある。先人たちはこの土地に努力と工夫…