2009-11-01から1ヶ月間の記事一覧

ひぐらしのなく頃に 第三話 祟殺し編

ひぐらしのなく頃に 第三話 祟殺し編 竜騎士07 上巻年2007年12月 下巻2008年1月 【内容、出版社ウェブサイトより】 上巻 昭和58年。平和な雛見沢村で、毎日の“部活(ゲーム)”に興じる前原圭一と仲間たち。だが、何も知らず無邪気に楽しんでい…

松井教授の東大駒場講義録

松井教授の東大駒場講義録 地球、生命、文明の普遍性を宇宙に探る 松井孝典 2005 集英社 【内容、カヴァーより】 惑星科学の第一人者としてのみならず、自然科学、人文社会科学等の領域を超えて、二一世紀の新しい智の体系の必要性を説く東大大学院の松…

コミュニケーション不全症候群

コミュニケーション不全症候群 中島梓 1991 筑摩書房 【内容、出版社ウェブサイトより】 ますます過密化と選別化がすすむ現代、もはや「一戸建」の自我の場所はない。それでも生きていかなければならないとしたら。おタク、ダイエット、少女たちの小年愛…

趣都の誕生 萌える都市アキハバラ

おすすめ! 趣都の誕生 萌える都市アキハバラ 森川嘉一郎 2003 幻冬舎 【出版社のウェブサイトより】 いつの間にかアキハバラ全体が巨大な「個室」になっている! たどり着いてしまった前代未聞の未来風景の出現を、新世代の論客が鮮やかに解き明かすま…

日本古代文学入門

日本古代文学入門 三浦佑介 2006 幻冬舎 【内容(「MARC」データベースより)】 異界、エロ、グロ、ナンセンス、スキャンダル…。現代文学の意匠はすべて、日本の古代である7、8世紀に出尽くしていた! 古典の現代語訳でひと通り内容がわかった後、その先…

死は醜い

ニワトリの解体をみた。 両足を縛り,逆さまに吊す。 首に包丁を入れ,頸動脈を切断する。 しばらく放置して血を抜く。 濃い,赤い絵の具のような血が,鮮緑の雑草に滴り落ちる。 よく溶かしていない水性絵の具のようだ。 ときに暴れるが,やがて死ぬ。 足を…

いざ、さらば

私は、君の冥福を祈りに来たのではない。 なぜなら私は、死後の一切を信じていないからだ。 死して尚、別世界で生きることができるという安易な考えを認めないからだ。 だから私は、死後の幸福を祈りはしない。 君という人格は、もうこの世には存在しないの…

ダーウィン 『種の起源』を読む

超おすすめ!! ダーウィン 『種の起源』を読む 北村雄一 2009 科学同人 【内容について、アマゾンより】 2009年はダーウィン生誕200年,『種の起源』刊行150年にあたる.神による創造説を打ち破り,突然変異と自然選択による進化理論を世に知らしめた『種…

反貧困(「すべり台社会」からの脱出)

おすすめ! 反貧困(「すべり台社会」からの脱出) 湯浅誠 2008 岩波 【内容、カヴァー折口より】 うっかり足をすべらせたら、すぐさまどん底の生活にまで転げ落ちてしまう。今の日本は、「すべり台社会」になっているのではないか。そんな社会にはノー…

「私たちは、他の人々を、彼らが何かしたからではなく、私たちが彼らに何をしたかのゆえに嫌う傾向がある。」

「 なぜ人々は他の人間を嫌うのか。私たちは自分に害をなしたあるいはなすかもしれない他人を嫌うからというのが明らかな答えだと、あなたは思うかもしれない。しかし、驚くほど異なった答えが名乗り出てくる。私たちは、他の人々を、彼らが何かしたからでは…

政治をするサル(チンパンジーの権力と性)

超おすすめ! 政治をするサル(チンパンジーの権力と性) フランス・ドゥ・ヴァール著 西田利貞訳 平凡社 1994 【内容(「MARC」データベースより)】 権力闘争、分割支配、同盟、調停など、高度な政治的行動の数々がチンパンジーの社会のなかにすべて見…

金色の棺

金色の棺 内海隆一郎 1985 筑摩書房 【内容、出版ウェブサイトより】 1950年、中尊寺・藤原三代のミイラに学術調査が行われた。事実の究明と寺の興隆に尽力した僧と新聞記者の見たものは? 藤原三代―、清衡、基衡、秀衡。およそ800年まえ、奥州に君…

論理トレーニング

超おすすめ!! 新版 論理トレーニング 野矢茂樹 2006 産業図書 【本書表紙より】 外国語に向かうようにして、 日本語の論理を 見直してみること。 それによって、日本語が 本来もっている論理的 パワーが解放されてくる。 【雑感】 論理学に関する問題…

本居宣長曰く、神とは・・・・・・

「さて凡そ神とは、古の文どもに見えたる天地のもろもろの神たちを始めて、そを祀れる社に坐す御霊をも申し、又人はさらにも云わず、鳥獣木草のたぐひ海山など、その他何にまれ、世の常ならずすぐれた徳ありて、かしこき物を神とは云なり、(すぐれたるとは…