2013-12-01から1ヶ月間の記事一覧

吉原花魁日記 光明に芽ぐむ日

おすすめ! 吉原花魁日記 光明に芽ぐむ日 森 光子 初出1926 朝日新聞出版 内容、カバー裏より 「もう泣くまい。悲しむまい。復讐の第一歩として、人知れず日記を書こう―」。親の借金のため19歳で吉原へ売られた光子が、花魁・春駒として過ごした日々を綴った…

穢と大祓

超おすすめ! 穢と大祓 山本 幸司 1992 平凡社 内容、裏表紙と表紙より 日本の古代から中世にかけて“穢”を巡って様々な規則や禁忌が存在し煩わしいまでに人々の日常生活を支配していた。 断片的かつ煩瑣な資料を通じて当時の人々の意識に内在化し穢の観念を…

ニートの歩き方 お金がなくても楽しく暮らすためのインターネット活用法

ニートの歩き方 お金がなくても楽しく暮らすためのインターネット活用法 pha(著) 2012 技術評論社 内容、出版者ウェブサイトより 「ニート」でも「無職」でも「ひきこもり」でも,会社を辞めても仕事してなくても,幸せに生きることはできる。こんなに文明や…

永遠の0

おすすめ! 永遠の0 百田尚樹 原2006 講談社(文庫版) 背表紙より 「娘に会うまでは死ねない、妻との約束を守るために」。そう言い続けた男は、なぜ自ら零戦に乗り命を落としたのか。終戦から60年目の夏、健太郎は死んだ祖父の生涯を調べていた。天才だが臆…

100歳まで自分の歯を残す4つの方法

100歳まで自分の歯を残す4つの方法 木野孔司/齋藤博 2013 講談社 内容(「BOOK」データベースより) 年間2700人の顎関節症患者を治療する東京医科歯科大学顎関節治療部のトップである木野孔司准教授と、独自の歯周病ケア技術「ペリオクリーニング」を開発し…

深夜特急1 香港・マカオ

深夜特急1 香港・マカオ 沢木 耕太郎 初版1986 新潮社 内容(背表紙より) インドのデリーからイギリスのロンドンまで、乗合いバスで行く―。ある日そう思い立った26歳の〈私〉は、仕事をすべて投げ出して旅に出た。途中立ち寄った香港では、街の熱気に酔い…

外国人の見た信長・秀吉・家康 日本にはいってきた南蛮文化

外国人の見た信長・秀吉・家康 日本にはいってきた南蛮文化 谷 真介 1991 ポプラ社 内容(カバー折口よりより) およそ4百年ほどまえ―。時代は、歴史に名高い戦国の世。日本にはじめてヨーロッパ人がやってきた。信長は、秀吉は、家康は、また日本人という民族…

カイジ「命より重い! 」お金の話

カイジ「命より重い! 」お金の話 木暮太一 2013 サンマーク出版 内容(出版者ウェブサイトより) 本書は、経済ジャーナリストの著者が、シリーズ1900万部を突破した大人気漫画『カイジ』を、「お金の教科書」として読み解いた一冊です。著者は、私たちに…

あんぽん 孫正義伝

あんぽん 孫正義伝 佐野 眞一 2012 小学館 内容(「BOOK」データベースより) 今から一世紀前。韓国・大邱で食い詰め、命からがら難破船で対馬海峡を渡った一族は、筑豊炭田の“地の底”から始まる日本のエネルギー産業盛衰の激流に呑みこまれ、豚の糞尿と密造…

信長の戦争 『信長公記』に見る戦国軍事学

信長の戦争 『信長公記』に見る戦国軍事学 藤本 正行 初版1993 講談社 内容(裏表紙より) 織田信長は“軍事的天才”だったのか?桶狭間の奇襲戦、秀吉による墨俣一夜城築城、長篠合戦の鉄砲三千挺・三段撃ち。これまで常識とされてきたこれらの“史実”は、後世…

謎とき日本合戦史 日本人はどう戦ってきたか

謎とき日本合戦史 日本人はどう戦ってきたか 鈴木 眞哉 2001 講談社 内容(表紙より) 華やかな騎馬武者による源平の一騎打ち、川中島の決戦、信長鉄砲隊の三段撃ち…、日本史を彩る数々の合戦はどのように戦われたのか?我々に語り継がれた「歴史常識」を問い…

江戸時代

おすすめ! 江戸時代 大石 慎三郎 1977 中央公論新社 内容、出版者ウェブサイトより 小説・映画・演劇が作りあげた江戸時代のイメージは、歴史学の研究成果と合致しないものが少なくない。また膨大な史料や事実の中で、全体像を見失った歴史書もある。あるい…

神々の風景 信仰環境論の試み

神々の風景 信仰環境論の試み 野本 寛一 1990 白水社 内容(「BOOK」データベースより) 山・森・岬・浜・洞窟・巨岩・池・滝などは、風景の中心的存在であると共に、神々の坐す聖なる場であった。《眼》という角度から、日本人の聖地観と信仰心意を探究する…

一枝の桜 日本人とはなにか

おすすめ! 一枝の桜 日本人とはなにか フセワロード オフチンニコフ (著), 早川 徹 (翻訳) 原著1970 中央公論新社 内容、カバー裏表紙より 日本人の美的世界・倫理的世界を善意な眼差しで概観しながらも、「慇懃と粗暴」「礼儀正しさとモラル破壊」「思慮深…

ボクには世界がこう見えていた 統合失調症闘病記

ボクには世界がこう見えていた 統合失調症闘病記 小林 和彦 H23 新潮社 内容、背表紙より 早稲田大学を出てアニメーション制作会社へ入ったごく普通の青年がいた。駆け出しながら人気アニメ作品の演出にも携わるようになったが、24歳のある日を境に、仕事場…

検非違使 中世のけがれと権力

検非違使 中世のけがれと権力 丹生谷 哲一 原著1986 平凡社 内容、カバー裏面より 平安時代に設置され、軍事・警察を司った“令外の官”―長くそうした存在としてだけ考えられてきた検非違使は、じつは中世、天皇の行幸や祭礼、大葬など国家的大行事の掃除を担…