読んだ本(私的メモ)

決着! 恐竜絶滅論争

決着! 恐竜絶滅論争 後藤和久 2011 岩波書店 内容、背表紙より 恐竜はなぜ絶滅したのか。専門家にとってはもはや決着済みといえる絶滅の原因をめぐって、いまだに新説が出されてはマスコミを賑わす。これを憂えた著者らは、有名な科学雑誌に論争の余地なしと…

読んですぐに身につく「反論力」養成ノート

読んですぐに身につく「反論力」養成ノート 香西秀信 2009 亜紀書房 内容、出版者ウェブサイトより 代表的な議論の型を知り、例題をいくつも解くうちにめきめきと反論する力が付くこと請け合い。これでもう、“泣き寝入り”“だんまり”はしなくなる! 感想 香西…

大学生・社会人のための言語技術トレーニング

大学生・社会人のための言語技術トレーニング 三森ゆりか 2013 大修館書店 内容(「BOOK」データベースより) グローバル社会で求められるのは世界基準の“ことば力”。対話:面接などにも役立つ、論理的な受け答えの方法。物語・要約:物語の構造を理解すること…

人類を変えた素晴らしき10の材料 その内なる宇宙を探険する

人類を変えた素晴らしき10の材料 その内なる宇宙を探険する マーク・ミーオドヴニク 松井信彦 訳 2015 インターシフト 内容、出版者ウェブサイトより すぐそこにある材料の、内なる驚異の宇宙へ・ガラスが透明なのはなぜ? ・スプーンには味がないわけ ・世…

認知考古学とは何か

認知考古学とは何か 松本直子,時津裕子,中園聡 編 2003 青木書店 内容、出版者ウェブサイトより 認知考古学とは、人の価値観・世界観・感情・意思決定などに焦点を当てながら考古資料を分析・解読し、歴史を復元する新しい考古学である。本書は、その理論と…

ジュラシック・パーク

ジュラシック・パーク マイクル クライトン著 酒井昭伸 訳 原著1990 早川書房 内容(「BOOK」データベースより) 【上】霧につつまれたコスタリカの孤島で、極秘のうちに建設が進められているアミューズメント・パーク―それが〈ジュラシック・パーク〉、バイ…

卒アル写真で将来はわかる 知の心理学

卒アル写真で将来はわかる 知の心理学 マシュー ハーテンステイン著 森嶋マリ訳 原著2013 文藝春秋 内容、出版者ウェブサイトより デポー大学で心理学部准教授をつとめるハーテンステイン先生は、人が将来を見抜く手がかりを研究する心理学者。彼は人の表情…

戦闘技術の歴史5 東洋編

戦闘技術の歴史5 東洋編 マイケル・E. ハスキュー (著), クリステル ヨルゲンセン (著), クリス マクナブ (著), エリック ニデロスト (著), ロブ・S. ライス (著), 杉山 清彦 (監修), 徳永 優子 (翻訳), 中村 佐千江 (翻訳) 2016 創元社 内容、出版者ウェブ…

防衛装備庁 防衛産業とその将来

防衛装備庁 防衛産業とその将来 森本敏 編 2015 海竜社 内容、出版者ウェブサイトより 日本ではあまり語られませんが、「防衛装備移転三原則」への政策変更を行ったことは世界的な注目を集めました。この1年半に、日本には世界中からあらゆる装備品や装備技…

人類がたどってきた道 “文化の多様化”の起源を探る

人類がたどってきた道 “文化の多様化”の起源を探る 海部陽介 2005 日本放送出版協会 内容、カバー折口より 人間の創造性の根源を解き明かす。文明を築き、ロボットや宇宙旅行までも可能にする私たちの創造性。この能力ゆえに私たちの文化は発展し、多様化し…

図説日本海軍入門 歴史、作戦から組織、兵器まで!!「帝国海軍」のすべてをわかりやすく解説

図説日本海軍入門 歴史、作戦から組織、兵器まで!!「帝国海軍」のすべてをわかりやすく解説 歴史群像シリーズ 2007 学研 内容、出版者ウェブサイトより 78年の歴史をもち、最盛時世界第3位の戦力を誇った「帝国海軍」とはいかなる軍隊だったのか。本書では…

ワイルド・ソウル

ワイルド・ソウル 垣根涼介 原著2003 新潮社 内容、カバー裏面より (上)その地に着いた時から、地獄が始まった――。1961年、日本政府の募集でブラジルに渡った衛藤。だが入植地は密林で、移民らは病で次々と命を落とした。絶望と貧困の長い放浪生活の末、身を…

古事記講義

古事記講義 三浦 佑之 文芸春秋 2003 内容、出版者ウェブサイトより 古事記の神話・伝承は、様々な情報の宝庫である。『口語訳 古事記』で記紀ブームの先駆けとなった著者が、四つのテーマからその深みに迫る、初心者にも専門家にも刺激的な集中講義。古事記…

人を動かす

人を動かす デール カーネギー 山口 博 著 改訂版日本語訳1999 創元社 内容、出版者ウェブサイトより 人間関係の古典として、あらゆる自己啓発本の原点となったD・カーネギーの名著。常に机上において読み返す本として、重厚で華麗な装丁にあらため、四六判…

中国グローバル化の深層 「未完の大国」が世界を変える

中国グローバル化の深層 「未完の大国」が世界を変える デイビッド・シャンボー 加藤祐子 訳 原著2013 朝日新聞出版 内容、背表紙より 中国は近年、アフリカでの鉱物採掘、欧州との貿易、中東の油田、ラテンアメリカでのアグリビジネス、東アジアに工場…世界…

ごく平凡な記憶力の私が1年で全米記憶力チャンピオンになれた理由

ごく平凡な記憶力の私が1年で全米記憶力チャンピオンになれた理由 ジョシュア・フォア著 梶浦真美 訳 2011 エクスナレッジ 内容、出版社ウェブサイトより 古代ギリシャで知識人の必須のツールであった「記憶術」と、最先端の脳科学や一流のプロたちの技術習得…

「大日本帝国」崩壊 東アジアの1945年

「大日本帝国」崩壊 東アジアの1945年 加藤聖文 2009 中央公論新社 内容、カバー折口より 「大日本帝国」とは何だったのか。本書は、日本、朝鮮、台湾、満洲、樺太、南洋群島といった帝国の「版図」が、一九四五年八月一五日、どのように敗戦を迎えたのかを…

意識は傍観者である 脳の知られざる営み

意識は傍観者である 脳の知られざる営み デイヴィッド・イーグルマン 大田直子 訳 原著2011 早川書房 内容、カバー折口より 人は通例、「自分」イコール「自分の意識」と思っている。あなたもそうだろう。では、あなたが日ごろ意識的に行なっていることは、…

潜水艦の戦う技術 現代の「海の忍者」――その実際に迫る

潜水艦の戦う技術 現代の「海の忍者」――その実際に迫る 山内敏秀 2015 SBクリエイティブ 内容、背表紙より 国土を海に囲まれている日本は、輸出入の99.7%を船に頼っており、海を自由に利用できるか否かは国の存立にかかわります。日本が海を自由に利用する…

日本の敵 よみがえる民族主義に備えよ

日本の敵 よみがえる民族主義に備えよ 宮家邦彦 2015 文藝春秋 内容、カバー折口より 戦後70年を経て、世界では未曾有の大波がうねり始めている。日本はこの激流をいかに生き延びるのか。安倍晋三が信頼を寄せる「本物のインテリジェンス」が冷徹な眼で分析…

機関銃の社会史

機関銃の社会史 ジョン・エリス 越智道雄訳 原著1975 平凡社 内容(「BOOK」データベースより) 十九世紀半ば、機関銃の登場により、過剰殺戮と呼べる概念が戦争に導入された。戦争の主役は、もはや人間ではなく、機関銃であることが明らかになった。第一次世…

殷 中国史最古の王朝

殷 中国史最古の王朝 落合淳思 中央公論社 2015 内容、カバー降り口より 殷王朝は、今から三〇〇〇年以上も前に中国に実在した王朝である。酒池肉林に耽る紂王の伝説など、多くの逸話が残されているが、これらは『史記』をはじめとする後世の史書の創作であ…

クラスでできる非行予防エクササイズ 子どもたちの後悔しない人生のために

クラスでできる非行予防エクササイズ 子どもたちの後悔しない人生のために 押切久遠 2001 図書文化社 内容、出版者ウェブサイトより 更正保護に携わる保護観察官からすべての教師・保護者におくるサイコエジュケーションの実践。「こんなことになるなんて」…

21世紀の自由論 「優しいリアリズム」の時代へ

21世紀の自由論 「優しいリアリズム」の時代へ 佐々木俊尚 2015 NHK出版 内容、カバー折口より 日本にはリベラルや保守がそもそも存在するのか? ヨーロッパの普遍主義も終わりを迎えているのではないか? 未来への移行期に必須の「優しいリアリズム」と…

チャールズ・ダーウィンの生涯 進化論を生んだジェントルマンの社会

チャールズ・ダーウィンの生涯 進化論を生んだジェントルマンの社会 松永俊男 2009 朝日新聞出版 内容、背表紙より ダーウィンの生涯は、イギリス・ヴィクトリア時代のジェントルマン(上層中流階級)の生活そのものだった。医師で資本家の父ロバートの下、ケ…

アジアのなかの戦国大名 西国の群雄と経営戦略

アジアのなかの戦国大名 西国の群雄と経営戦略 鹿毛敏夫 2015 吉川弘文館 内容、出版者ウェブサイトより 織田信長が京都で地盤を固めつつある頃、大友・大内・相(さが)良(ら)・松(まつ)浦(ら)・島津ら西日本に本拠を置く戦国大名は、「天下統一」とは異なる…

森と湖のまつり

森と湖のまつり 武田泰淳 S37 新潮社 内容(「BOOK」データベースより) 北海道の広大な自然を舞台に滅びゆく民族の苦悩と解放を主題に展開する一大ロマン。アイヌの風俗を画く画家佐伯雪子、アイヌ統一委員会会長農学者池博士、その弟子風森一太郎、キリス…

大絶滅 遺伝子が悪いのか運が悪いのか?

大絶滅 遺伝子が悪いのか運が悪いのか? デイヴィッド・M. ラウプ(著) 渡辺 政隆(訳) 原著1991 平河出版社 内容、カバー折口より 生命が誕生してから35億年。その間に進化した生物は500億種。一方、現在の地球に生息するのは4000万種あまり。まさに99.9パーセ…

海浜型前方後円墳の時代

海浜型前方後円墳の時代 かながわ考古学財団 編 同成社 2015 内容、出版者ウェブサイトより 海上から目視可能な交通の要衝に造営された海浜型前方後円墳を集成し、その立地の意義や築造背景、古墳時代の海民統治などの実態を、新たな視点から追究する。全国…

官報複合体 権力と一体化する新聞の大罪

官報複合体 権力と一体化する新聞の大罪 牧野 洋 2012 講談社 内容、出版社ウェブサイトより 「今すぐ新聞をやめなければあなたの財産と家族が危ない!」 政・官・業そして「報道」で形成する裏支配者たちの全貌!!消費税増税も原発事故拡大も新聞が作った…