2011-11-01から1ヶ月間の記事一覧

フラット化する世界 経済の大転換と人間の未来

フラット化する世界 経済の大転換と人間の未来 トーマス・フリードマン 伏見 威蕃訳 1910(初版2005) 日本経済新聞社 内容、折口より 世界の仕組みは大きく変わった。新しい通信テクノロジーの出現によって、地球上のあらゆる場所にいる人間との共同作業が可…

読者はどこにいるのか 書物の中の私たち

読者はどこにいるのか 書物の中の私たち 石原 千秋 2009 河出書房新社 内容、カヴァー折口より 私たちは本を読むとき、さまざまなことを期待している。その期待は満たされたり、裏切られたり、覆されたりする。そのとき、私たちはどういう読者なのか、どうい…

授業の腕をあげる法則

授業の腕をあげる法則 向山 洋一 1985 明治図書 内容、出版社ウェブサイトより 愛情と熱意だけでは授業の腕は上がらない。 プロ教師への道を示す教育技術の基礎・基本・法則化運動を展開する著者の主張が平易に語られている。授業が楽しくなる教育書のバイブ…

インテリジェンス 闇の戦争 イギリス情報部が見た「世界の謀略」100年

インテリジェンス 闇の戦争 イギリス情報部が見た「世界の謀略」100年 ゴードン・トーマス (著), 玉置 悟 (翻訳) 原著2009 講談社 内容、出版社ウェブサイトより 世界18ヵ国で翻訳された名著! ジャーナリスト 池上彰氏推薦! 「スパイ活動の歴史をイギリス…

悪の教典

悪の教典 貴志 祐介 2010 文藝春秋 内容(「BOOK」データベースより) 学校という閉鎖空間に放たれた殺人鬼は高いIQと好青年の貌を持っていた。ピカレスクロマンの輝きを秘めた戦慄のサイコホラー。 感想 ○エンターテイメント小説としては一級のおもしろさ。…

新世界より

新世界より 貴志 祐介 2008 講談社 内容(「BOOK」データベースより) 子供たちは、大人になるために「呪力」を手に入れなければならない。一見のどかに見える学校で、子供たちは徹底的に管理されていた。いつわりの共同体が隠しているものとは―。何も知らず…

メディア・バイアス あやしい健康情報とニセ科学

おすすめ! メディア・バイアス あやしい健康情報とニセ科学 松永和紀 2007 光文社 内容、折口より 世界に氾濫するトンデモ科学報道。納豆ダイエット捏造騒動を機に健康情報番組の問題点は知られるようになってきたが、テレビを批判する新聞や週刊誌にも、あ…

少年リンチ殺人 「ムカつくから、やっただけ」

少年リンチ殺人 「ムカつくから、やっただけ」 日垣 隆 1999 講談社 内容(「BOOK」データベースより) 集団暴行を受けて息子を殺された両親が、無念さを乗り越えて真相究明に立ち上がった。「少年法」という聖域。加害者の人権ばかりが強調される矛盾した現…

心脳コントロール社会

心脳コントロール社会 小森 陽一 2006 筑摩書房 内容、折口より それと気づかれないまま、人を特定の方向に誘導するマインド・マネジメント。脳科学の知見を取り入れた「心脳マーケティング」に基づくこの手法は、今や商品広告のみならず、政治の世界でも使…

「激安」のからくり

「激安」のからくり 金子 哲雄 2010 中央公論社 内容(「BOOK」データベースより) 経済をわかりやすい語り口で語る著者が、「激安」商品を俎上にのせ、安さのからくりをズバリ指摘。コストを徹底的に減らせたワケは。コラムも充実した、賢い消費者になるた…