2015-10-01から1ヶ月間の記事一覧
以下、石野博信氏の指摘○弥生時代中期の墓と古墳時代の墓の違いについて ・弥生時代は基本的に四角形。古墳時代になると円形のものが出てくる。 ・古墳時代になると葺石や埴輪のような墓の外側を飾るものがあらわれる。 ・弥生時代中期の墓の周囲に巡らす溝…
○(ジョン・キーガン氏の指摘を本書が紹介) アメリカとイギリスが自由の擁護者たり得るのは「自由を脅かす内陸国」の攻撃から、海によって守られているから。○技術の進歩から、戦力をより遠くまで行使できるようになった。そのため、ヨーロッパとは違い国家が…
○「小説を読むというのは、言葉では表現できない何かを探す行為」○(キャラクターのもつ矛盾、二面性をそのまま受け入れることが大切。)○(「問う」ことが重要なのは、それが永続性をもちやすいから。)○(「永続的な価値」をもたせようと、芸術家が採用してきた…
「優れた哲学者とは、すでに知られている問題に、新しい答えを出した人ではない。誰もが人生において突き当たる問題に、ある解答を与えた人ではない。これまで誰も、問題があることに気づけなかった領域に、実は問題があることを最初に発見し、最初にそれに…
○トヨタの工場の特徴は ・前工程で完成したものを、次の後工程におくる ではなく ・後工程の在庫がなくなったから前工程に取りに行く という発想。このおかげで余計な在庫を抱えずに済む○トヨタの自動車工場では効率的な製造やミスを減らすために、常にカイ…
○(源氏物語の後半部について) 「〈個〉の〈孤〉の内面をきわだたせるところから、救いの問題をテーマにするようでありながら、宗教的な奇蹟のドラマのはてに、人びとの往生が語られるのではなく、むしろ、その前でかえってうごめき、さまよう人間の姿をえが…
おすすめ! 戦艦武蔵 吉村昭 原著S41 新潮社 内容、カバー裏面より 日本帝国海軍の夢と野望を賭けた不沈の戦艦「武蔵」―厖大な人命と物資をただ浪費するために、人間が狂気的なエネルギーを注いだ戦争の本質とは何か?非論理的“愚行”に驀進した“ 人間”の内部…
とてもおすすめ! 漢字と日本人 高島俊男 H13 文藝春秋 内容、カバー折口より 「カテーの問題」と言われたら、その「カテー」が家庭か假定かあるいは課程か、日本人は文脈から瞬時に判断する。無意識のうちに該当する漢字を思い浮かべながら…。あたりまえの …
おすすめ もの食う人びと 辺見 庸 内容(「BOOK」データベースより) 人は今、何をどう食べているのか、どれほど食えないのか…。飽食の国に苛立ち、異境へと旅立った著者は、噛み、しゃぶる音をたぐり、紛争と飢餓線上の風景に入り込み、ダッカの残飯からチ…
官報複合体 権力と一体化する新聞の大罪 牧野 洋 2012 講談社 内容、出版社ウェブサイトより 「今すぐ新聞をやめなければあなたの財産と家族が危ない!」 政・官・業そして「報道」で形成する裏支配者たちの全貌!!消費税増税も原発事故拡大も新聞が作った…
おおかみこどもの雨と雪 細田 守 2012 角川 内容(「BOOK」データベースより) 大学生の花は、人間の姿で暮らす“おおかみおとこ”に恋をした。ふたりは愛しあい、新しい命を授かる。“雪”と“雨”と名付けられた姉弟にはある秘密があった。人間とおおかみの 両方…
統計学が最強の学問である データ社会を生き抜くための武器と教養 西内啓 2013 ダイアモンド社 内容、カバー折口より あえて断言しよう。あらゆる学問のなかで統計学が最強の学問であると。どんな権威やロジックも吹き飛ばして正解を導き出す統計学の影響は…