(『地政学の逆襲 「影のCIA」が予測する覇権の世界地図』、ロバート・D・カプラン)より

○(ジョン・キーガン氏の指摘を本書が紹介)
アメリカとイギリスが自由の擁護者たり得るのは「自由を脅かす内陸国」の攻撃から、海によって守られているから。

○技術の進歩から、戦力をより遠くまで行使できるようになった。そのため、ヨーロッパとは違い国家がひしめき合っておらず同盟など緊張を回避する手段が発達してこなかったアジアでは、軍事的緊張が高まっている。