2012-01-01から1年間の記事一覧

病気はなぜ、あるか 進化医学による新しい理解

おすすめ! 病気はなぜ、あるか 進化医学による新しい理解 ランドルフ・M・ネシー 2001(原著1994) 新曜社 内容(「BOOK」データベースより) 私たちのからだはこんなにもうまくできた構造をしているにもかかわらず、なぜ、病気にかかりやすくさせるような…

「空気」と「世間」

「空気」と「世間」 鴻上尚史 2009 講談社 内容(「BOOK」データベースより) 会社、学校、家族、ネット、電車内―どこでも「うんざり」してしまう人へ。「空気」を読まずに息苦しい日本を生き抜く方法。人気の脚本・演出家がこの10年間、ずっと考えてきたこ…

論理的に考える方法 判断力がアップし本質への道筋が読める

論理的に考える方法 判断力がアップし本質への道筋が読める 小野寺博一 1998 日本実業出版社 内容(「MARC」データベースより) 日本人は主張がヘタ。それは主張の仕方が論理的でないからだ。「自分が論理的に考えていることを示す」ところに説明の力点を置…

漢字が日本語をほろぼす

漢字が日本語をほろぼす 田中克彦 2011 角川 内容、背表紙より 漢字があるから、日本語はすばらしい!そう考える日本人は多いだろう。しかし漢字が、日本語を閉じた言語(外国人にとって学びにくい言語)にしているという事実を、私たちはもっと自覚しなけれ…

呪の思想 神と人との間

呪の思想 神と人との間 白川静+梅原猛 2011 平凡社 内容、背表紙より 三千三百年前、漢字はなぜ生まれたのか。漢字は神への祈りのために生まれた。神へ歌を捧げ、舞を捧げた。その物語が「歌」「舞」という文字に秘められている。白川静をこよなく敬愛する…

ニッポニアニッポン

ニッポニアニッポン 阿部 和重 2001 新潮社 内容(「BOOK」データベースより) 俺の人生に大逆転劇を起こす!ネットで武装し、暗い部屋を飛び出た引きこもり少年は、いかにしてニッポンに叛逆したのか?国家の象徴トキをめぐる革命計画「ニッポニア・ニッポン…

電波利権

電波利権 池田 信夫 2006 新潮社 内容、カヴァー折口より 「電波」という観点から見ると、テレビ局はとてつもない「既得権益集団」である。タダで貰った電波を無駄遣いする、電波利用料を携帯会社にツケ回す、政治家に媚を売り新規参入を妨害する、ほとんど…

希望難民ご一行様 ピースボートと「承認の共同体」幻想

希望難民ご一行様 ピースボートと「承認の共同体」幻想 古市 憲寿 2010 光文社 内容(カバー折口より) 最近、「コミュニティ」や「居場所」は、若者や生きづらさを抱えた人を救う万能薬のように語られることが多い。しかし、それは本当なのか。本書は、「世…

2100年、人口3分の1の日本

2100年、人口3分の1の日本 鬼頭 宏 2011 メディアファクトリー 内容、カヴァー折口より 日本の人口は、現在の1億3千万人が50年後に9千万人に、100年後には4千万人にまで減ると予想されている。この変動が政治や経済や労働環境、家族関係や恋愛のあり方…

これからの「正義」の話をしよう いまを生き延びるための哲学

これからの「正義」の話をしよう いまを生き延びるための哲学 マイケル・サンデル (著),鬼澤 忍 (翻訳) 原著2009年 早川書房 内容、カヴァー折口より 1人を殺せば5人が助かる状況があったとしたら、あなたはその1人を殺すべきか? 金持ちに高い税金を課し、貧…

大空のサムライ かえらざる零戦隊

超おすすめ!! 大空のサムライ かえらざる零戦隊 坂井 三郎 1972 光人社 内容(「BOOK」データベースより) 紺碧の空に生き、紺碧の空に死することを、みずからの天命と思い定めて“不惜身命”のつばさの血戦場に出撃すること二百余回、敵機大小六十四機を撃…

日本語の源流を求めて

日本語の源流を求めて 大野晋 2007 岩波 内容、カバー折口より 日本語は、いつ頃どのように生まれたのか。「日本精神」の叫ばれた戦時下、「日本とは何か」の問いを抱いた著者は、古典語との格闘から日本語の源流へと探究を重ねた。その途上で出会ったタミル…

だまされない〈議論力〉

だまされない〈議論力〉 吉岡友治 2006 講談社 内容(「MARC」データベースより) 識者・新聞・数学-。もっともらしい議論の欠陥はこう見抜け! ややこしい話を丸裸にする方法からよくあるステレオタイプの吟味まで、ツボさえわかれば誰でもできる。知的武装…

民主主義という不思議な仕組み

おすすめ! 民主主義という不思議な仕組み 佐々木 毅 2007 筑摩書房 内容(「BOOK」データベースより) 誰もがあたりまえだと思っている民主主義。それは、本当にいいものなのだろうか?この制度の成立過程を振り返りながら、私たちと政治との関係について考…

シュメル 人類最古の文明

シュメル 人類最古の文明 小林 登志子 2005 中央公論新社 内容、カヴァー折口より 五千年前のイラクの地で、当時すでに文字やハンコ、学校、法律などを創り出していた民族がいる。それが、今までほとんどその実像が明らかにされてこなかったシュメル民族であ…

「戦争」の心理学 人間における戦闘のメカニズム

「戦争」の心理学 人間における戦闘のメカニズム デーヴ・グロスマン (著),ローレン・W・クリステンセン (著) , 安原 和見 (翻訳) 原著2004 二見書房 内容(「BOOK」データベースより) 極限状況では心と身体になにが起きるのか?名著『戦争における「人殺し…

シラス地帯に生きる

おすすめ! シラス地帯に生きる 佐野 武則 1997 春苑堂出版 内容、裏表紙より シラスは南九州一帯に分布し、台地、急崖、低地などの地形を形作る。シラス台地に生きる人々は水に不自由するが、その崖下には豊富な湧水がある。先人たちはこの土地に努力と工夫…

動物農場

動物農場 ジョージ・オーウェル著 高畠文夫訳 原1945 角川 内容、ウィキペディアより 人間の農場主が動物たちの利益を搾取していることに気づいた「荘園牧場」の動物たちが、偶発的に起こった革命で人間を追い出し、「豚」の指導の下で「動物主義」に基づく…

知ってる古文の知らない魅力

知ってる古文の知らない魅力 鈴木 健一 2006 講談社 内容(「MARC」データベースより) 徒然草の有名な書き出し「つれづれなるままに、日ぐらし…」、実は兼好法師のオリジナルじゃない!? ひとつの表現が作品から作品へと旅をしていく魅力、いわば「表現の連…

裸はいつから恥ずかしくなったか 日本人の羞恥心

おすすめ! 裸はいつから恥ずかしくなったか 日本人の羞恥心 中野 明 2010 新潮社 内容(「BOOK」データベースより) 「男女が無分別に入り乱れて、互いの裸体を気にしないでいる」。幕末、訪日した欧米人は公衆浴場が混浴なのに驚いた。当時の裸体観がいま…

昭和史 1926-1945

超おすすめ! 昭和史 1926-1945 半藤 一利 2004 平凡社 内容(「MARC」データベースより) 日本人の精神構造には何が欠けていたのか? 日本人はなぜ戦争をするのか-。日中戦争から太平洋戦争の時代を検証、「底なしの無責任」がもたらした悲惨とは何かを問い…

幕末史

幕末史 半藤一利 2008 新潮社 内容(「BOOK」データベースより) 多くの才能が入り乱れ、日本が大転換を遂げた二十五年間―。その大混乱の時代の流れを、平易かつ刺激的に説いてゆく。はたして、明治は「維新」だったのか。幕末の志士たちは、何を目指してい…

ギルガメシュ叙事詩

おすすめ! ギルガメシュ叙事詩 月本昭男 1996 岩波 内容(「MARC」データベースより) 世界最古の英雄物語、リルケやヘッセをも魅了したギルガメシュ叙事詩が、楔形文字からの翻訳によって、今蘇る。洪水伝説など、旧約聖書を始めとする多くの神話群に痕跡…

諏訪

年始に諏訪に行ったので。写真を適当に。 旧守屋氏邸内 ミシャグジ神社 諏訪大社の筆頭神官を輩出してきたのが守屋氏。その旧邸内にミシャグジ神社がある。東国で信仰されている由来のよくわからない謎の神様だ。 そんな神様が、もっとも由緒ある社として筆…

写真、鎌倉

年末年始に鎌倉に行ったので。適当に。この山の下に広がるのが鎌倉幕府の跡。学校やら住宅やらですっかり面影なし。 釈迦堂口切通し 上の2枚の写真は画角がちょっと窮屈だったかな。35ミリ換算で40ミリの単焦点しかもって行かなかったので。コンデジも…

写真、東京

年末年始に東京に行ったので。適当に。コミケ 江戸城、外堀遺構 街路 靖国神社 浅草寺 東京大学 ボーイング