諏訪

年始に諏訪に行ったので。写真を適当に。

旧守屋氏邸内 ミシャグジ神社

諏訪大社の筆頭神官を輩出してきたのが守屋氏。その旧邸内にミシャグジ神社がある。東国で信仰されている由来のよくわからない謎の神様だ。
そんな神様が、もっとも由緒ある社として筆頭神官の邸内で祀られている。筆頭神官の一族はミシャグジを通して、諏訪の人々のココロに干渉していたのだろうか。また、解説を読むと、守屋一族の氏神、あるいは個人神にも見えてくる。守屋氏はここでミシャグジの声を聞きながら、諏訪大社、あるいは神道という皮をかぶって、諏訪の人々を支配していたのだろう。
そう、人々が本当に自然を畏怖し、世界に聖と邪が満ちていた時代。そういうココロが残っていた時代の話だ。

すぐ近くに古墳もあった。

諏訪大社

諏訪大社上社前宮、上社本宮、下社秋宮、下社春宮はもちろん、諏訪市内のいたるところに神社があって、そのどれもに御柱(神域の四隅に突き刺した木の柱)があった。独自の信仰が生き残って、そして息づいているなんて、すごくうらやましい。

下諏訪の前方後円墳

住宅街に前方後円墳があった。

諏訪湖

鹿児島県民にとって、凍る湖というのは驚嘆だ。だって凍ってるから、陸地から数十メートル歩けるんだぜ。
もっと寒くなれば、全面凍結するそうだ。
ま、鹿児島は、天空から「灰」が降ってくるけどな。


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一昔前まで、湖底から温泉が吹き出していたらしい。


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また、来よう。生きて、そして別な風景を見つけられると思うから。