諏訪
年始に諏訪に行ったので。写真を適当に。
旧守屋氏邸内 ミシャグジ神社
諏訪大社の筆頭神官を輩出してきたのが守屋氏。その旧邸内にミシャグジ神社がある。東国で信仰されている由来のよくわからない謎の神様だ。
そんな神様が、もっとも由緒ある社として筆頭神官の邸内で祀られている。筆頭神官の一族はミシャグジを通して、諏訪の人々のココロに干渉していたのだろうか。また、解説を読むと、守屋一族の氏神、あるいは個人神にも見えてくる。守屋氏はここでミシャグジの声を聞きながら、諏訪大社、あるいは神道という皮をかぶって、諏訪の人々を支配していたのだろう。
そう、人々が本当に自然を畏怖し、世界に聖と邪が満ちていた時代。そういうココロが残っていた時代の話だ。