「もっと知りたい日本100名城」より

○城の防御の大原則は
・敵を直進させないこと
・二方向以上から敵を攻撃すること

関ヶ原の戦い以降、城の縄張りは二系統に
 ・旧豊臣系大名
  →曲輪を複雑に配置し防御力を高める
 ・徳川方
  →縄張りは建築上のコストを考慮しシンプルに
  →その分、多数の城をつくり、それらの相互補完をねらった

○攻撃側は側面からの攻撃に弱い。そのため城は、横から攻撃できるよう土塁や石垣を折り曲げたり突出させたりしている
(「もっと知りたい日本100名城」、日本城郭協会監修)