メモ

本居宣長曰く、神とは・・・・・・

「さて凡そ神とは、古の文どもに見えたる天地のもろもろの神たちを始めて、そを祀れる社に坐す御霊をも申し、又人はさらにも云わず、鳥獣木草のたぐひ海山など、その他何にまれ、世の常ならずすぐれた徳ありて、かしこき物を神とは云なり、(すぐれたるとは…

「無執着は、ブッダの最も基本的な教法なのです。」

「無執着は、ブッダの最も基本的な教法なのです。ブッダのほとんどの説法は、この無執着にいきつくと考えてよいでしょう。なぜならば、ブッダの人間観は、欲望を中核とした人間観なのです。人間の人格の中心にはやむにやまれぬ生存への執着があり、それを中…

「近代文学における「私」・素描」より

「 暮夜の重い沈黙に醒めて、ひそかに〈私とはなにか〉を問い、泥酔して迎えた朝の薄明に、〈ここに曳く己の影〉の奇怪さにおどろく刻を持って以後ーーー人間がその存在の深奥に補足しがたく、制御しがたい〈私〉を飼うことを覚えて以後、といいかえてもいい…

私小説は亡びたが、・・・・・・

「私小説は亡びたが、人々は『私』を征服したろうか。私小説はまた新しい形で現れて来るだろう。」 小林秀雄 「私小説論」より 【私小説とは?】はてなダイアリーより 「作者の身の回りの出来事をそのまま材料にした小説のこと。 わたくし小説とも言う。 単…

『近代小説研究必携1』のメモ

『近代小説研究必携1』のメモ 有精堂編集部編 1988 (作品研究の方法と課題) (助川徳是) 「作品を読むというのは、作品の芸術性の本質に眼が至り着いたものでなければ意味がない。その読みが提示された場合、作品そのものよりも面白いことが理想なの…

『近代小説研究必携3』のメモ

『近代小説研究必携3』のメモ 有精堂編集部編 1988 (テクストの細部/物語の切片) (小森陽一) 「かといって研究史を無視せよと言うのではない。研究史を徹底して対象化し切ったとき、過去の論文が陥りやすかった中心的流れ、はまり込みやすい中心概…

最強の速読術

最強の速読術 斉藤英治 河出書房新社 1999 【速読のヒント】 ○視点移動を速くする ○1パラグラフ・1メインアイデア ○2対8の法則(本の2割に情報の8割) ○時間を区切って読む ○指でのリードは集中力を高めるのでときおり利用すると良い ○目次などを…

『神話作用』より

『神話作用』 ロラン・バルト 「今日において、神話とは何か。直ちに極めて簡単な答えを出そう。それは語源と完全に一致している。すなわち、神話とはことばである。」 (「古事記 記紀神話と日本の黎明」より孫引き)

ちょwwwww俺たち大衆ってwwwwww(ある広告代理店の戦略十訓)

戦略十訓 ①もっと使わせろ ②捨てさせろ ③無駄使いさせろ ④季節を忘れさせろ ⑤贈り物をさせろ ⑥組み合わせで買わせろ ⑦きっかけを投じろ ⑧流行遅れにさせろ ⑨気安く買わせろ ⑩混乱をつくり出せ これ日本屈指の広告代理店、電通グループの一企業が提唱していた…

「私たちは自分自身の神になったのだ」

「私たちは自分自身の神になったのだ」 上は、人間が意識を得たことについて心理学者ジュリアン・ジェインズ氏が残した言葉。(神々の沈黙P104) 意識があるということは実に奇妙なことであり(人間にしかないと考えられている)、不思議なことだ。 意識…

著作権に関するメモ

「同一性保持権」 著作物の創作者の意志に反した著作物の改変は認められない 「著作隣接権」 著作物の伝播に大きく貢献する団体や個人に認められる権利