『近代小説研究必携1』のメモ

『近代小説研究必携1』のメモ
有精堂編集部編 1988


(作品研究の方法と課題) (助川徳是)
「作品を読むというのは、作品の芸術性の本質に眼が至り着いたものでなければ意味がない。その読みが提示された場合、作品そのものよりも面白いことが理想なのであって、本質を衝かぬ凡庸な読みは、いくらつみ重ねられても、人を説得するところがない。」



かなり厳しい指摘。だがそうあることは、今年卒論を書く僕にとって最高の理想だ。


《20080522の記事》