2009-05-17から1日間の記事一覧

①あるがままの世界→④私という個がみている世界

私たちは純粋にあるがままの世界を見ているわけではない。あるがままの世界を感じているわけではない。 あるがままの世界と私たちの認識する世界には大きな違いがある。あるがままの世界とは決して人間には知覚できず、ただ観念として存在するのみ。 あるが…

オデッセウスの鎖(適応プログラムとしての感情)

オデッセウスの鎖(適応プログラムとしての感情) R・H・フランク著 山岸俊男監訳 1995 サイエンス社 【趣旨】 自己利益追求モデル(人は自己利益を追求する行動をとるというモデル)は人の行動を予測する上で、ある一定の成果を上げてきた。しかし、…

東京に旅行したとき、メモ帳に書いたメモと雑記

およそ9ヶ月前、東京を小旅行した。 その時のメモ帳が見つかったのでそこに記されていた文章を転写しておく。 「若いことはいいことだ。なぜなら、それだけ驚きを得やすいから。いろいろなことを知り、体験していく。そんな時期が人間として一番充実を感じ…

仕掛け、壊し、奪い去るアメリカの論理(マネーの時代を生きる君たちへ)(原田武夫の東大講義録)

仕掛け、壊し、奪い去るアメリカの論理(マネーの時代を生きる君たちへ)(原田武夫の東大講義録) 原田武夫 2007 ブックマン社 【主な(私の琴線に触れた)主張】 □アメリカは自国の富を増加させるために動いている(そのためには戦争もするし、不正義な陰…

脳のなかの幽霊

超おすすめ! 脳のなかの幽霊 V・S・ラマチャンドラン著 山下篤子訳 1999 角川書店 【カヴァー口の内容紹介より】 切断された手足がまだあると感じるスポーツ選手、自分の体の一部を人のものだと主張する患者、両親を本人と認めず偽者だと主張する青年―…