論文って、どんなもんだい(考える受験生のための論文入門)

論文って、どんなもんだい(考える受験生のための論文入門)
岡田寿彦 1991 8 20 駿台文庫株式会社


 「主旨」
 「考える」というのは「問い」を自分に向けて、その「問い」の「答」を出そうとすること。ぼーっとしていては考えは浮かんでこない。「考える」というのは実にエネルギーのいる作業なのだ。興味関心を持って自分に問いを発するようにすること。


 「私見
 私は「考える」ということをちゃんとしてきただろうか?本文に引用されていた文章のように考えている振りをして、実は考えて答えを出すことから逃げてなかっただろうか?


 上記のように、ただうれいているだけなのが典型的な例である。なぜなら、「問い」対して「答」を出していないからだ。もっとも、「考える」ということは非常に苦労を要する。そこから逃げてただうれいることも時には必要だろう。


 ただ、「考えて答えを出すこと」をしていない、ということは自覚しなければなるまい。


 そーなると、私は現在あまり「考えて」いないわけだが、さて、皆さんはこれ如何に?


《20060214の記事》