2009-09-14 文学作品には、その作品をつき動かす力がある。 自薦エントリー 文学 雑記 文学作品には、その作品をつき動かす力がある。その作品の登場人物たちを行動させ、また自然現象を生じさせ、そして、偶然や出会いを導く力がある。 その力が働くから、文学作品は喜劇となり、あるいは悲劇となり、私たち読者の心をうつのだ。 自分が今読んでいる文学作品をつき動かす力はどんな力か? どんな力が作品世界を生み出し、支配し、そして終わりに導くのか? 自分なりにそれをつきとめようとすることが、ボクにとっての一つの良い読書行為の様態である。