堀・濠は日本独自の発想と技法

(弥生時代の環濠集落にしろ古墳時代の首長墓にしろ「堀・濠」をめぐらしている。この堀・濠をめぐらせている集落や古墳は、中国大陸や朝鮮半島にはなく、日本独自の発想と技法。大陸や朝鮮半島の集落は、つくるとしたら壁をめぐらす。)

(『城郭の見方・調べ方ハンドブック』西ヶ谷恭弘編)より