人類の追うべきこと
なんら意味のない、ただの高速な原子、粒子、光子の流れ。雨あられ。
人間の認識する前の世界。
観念としてしか存在することのない原初の世界。
粒の充満。
もしくは、渇望。
それをChaosと名付く。
そして、生物がChaosを自分の出来る範囲で切り取り認識したを世界をRealityと名付く。
Realityとは、Chaosを(人間でいなんら意味のない、ただの高速な原子、粒子、光子の流れ。雨あられ。
人間の認識する前の世界。
観念としてしか存在することのない原初の世界。
粒の充満。
えば)視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚などで切り取り、頭蓋骨の中で合成した世界。
人間を含め、生物は、このRealityの中を生きているに過ぎない。
Chaosが本当の世界だ。
Realityは、生命が恒常的に見る幻のようなものでしかない。
私たちはChaosにいながら、Realityに生きる。
決してChaosを認識することも触れることも叶わない。
けれども!けれども!
僕はChaosを認識してみたい。
Realityを脱却し、Chaosに触れたい。
恒常的な幻から覚め、本当の世界を見てみたい。
もしそれが人類であることを止め、「神」になるということなら僕は喜んで「神」になろう。
なぜならそれが、人間の欲望であり、課題であり、目指すべき希望だからだ。
たがために、人類よ!
自らの出来ぬ認識を、追うことをやめるな!
《20060709の記事》