2010-12-06から1日間の記事一覧

幽州台に登る歌(陳子昂)

幽州台に登る歌 陳子昂 前に古人を見ず 後ろに来者を見ず 天地の悠悠たるを念い 独り愴然として涕下る これは孤独をうたった詩だ。 人が人として生きる上で対面せざるを得ない絶対的な孤独と、その悲しみをうたった詩だ。 この詩のすばらしい点は、空間的な…