少年と少女が向き合って、はああって暖かい息を吐くと、そこにまぁるい小さな世界ができて、苔の絨毯にゆっくり降りていったかと思うと、ぱちん。 世界は広がり、色が生まれ、音が生まれ、匂いが生まれ、そしてキミは生まれた。
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