被子植物について

「森の外へ
豊かな森林は、暖かくて雨の多いところにできます。被子植物は、森林ができないような厳しい環境に適応するため、木から草へと小さくなり、さらに、多年草の草から1年生の草へと変化し、森の外へ広がっていきました。その中心となったのがイネ科植物で、地表をおおう面積がもっとも大きい植物です。イネ科植物は、草原にふりそそぐ太陽の光を受け、そこに生きる哺乳類の繁栄を支え、また、人類に文明をもたらした植物といえます。」

神奈川県立生命の星・地球博物館の案内板より